【洒落怖】幼少から続いてる恐ろしい体験を話す【長編】 – 2ch死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?
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文章下手だし、長くなると思うけどそれでも聞いてくれる人が居るなら。
興味あるかな?
ちなみに俺は今27歳。
昔のことは、ややうろ覚えの部分もある。
細かな描写はある程度、想像の部分もあるけど勘弁。
あと謎が多く残る、誰か分かった人が居たら書いた後に教えて欲しい。
スレタイにも書いたけど、これは俺が小学校4年生から現在まで続いてる話。
当時の俺は、仲の良い男の子と女の子が居て、学校の休み時間も放課後も常に3人で行動していた。仮に名前をA男とC菜としておく。
3人でふざけ合ったり喧嘩したり、まあ良く居る仲良し3人組みみたいな感じだった。
そんなある日、C菜は学校を休んだ。これは、おかしいと俺は咄嗟に思った、C菜は超が付くほどの健康優良児であり、今まで一度も学校を休んだことがなかったのだ。
俺「おい、今日C菜休みみたいだぞ」
A男「どーせ、夕食食い過ぎて腹でも壊したんじゃないのwwww」
俺「wwwwwwwww」
等と、俺達は殆ど気にも留めなかった。
放課後に見舞いに行こうか迷ったが、どうせ明日になればピンピンして学校に来るだろうと思って行かなかった。
しかし、翌日もC菜は学校を休んだ。
俺「んー、まだ調子悪いのかな」
A男「今日は拾い食いでもしたんじゃね?www」
俺「wwwwwwwww」
A男は相変わらず笑い飛ばしていたが、俺は何か嫌な予感がしていた。
その予感は朝のホームルームで的中することになる。
先生「えー、先日から学校を休んでいるN(C菜)だが、実は先日から入院をしている」
俺「え?」
A男「は?」
俺達は二人揃ってポカーンだった。
先生の話を聞くと、どうやらC菜は登校前に自宅で急にぶっ倒れてそのまま救急車だったらしい。
その後、仲の良かった俺達二人が代表して、翌日の放課後に見舞いに行くことになった。
俺「おいおい、、、どうなってんだよ」
A男「うーん、腹痛にしては随分大掛かりだな、、、」
相変わらず軽口を叩いているA男であったが、俺は正直かなり不安で心配だった。
俺もC菜には負けるが、かなり身体は強い方であり、病院=ヤバイのイメージがあったからだ。
A男「まっ、明日からかいに行ってやろうぜ、とっとと学校来いってな」
俺「うん」
そして翌日、俺はA男と共に、C菜が入院している病院を訪れた
A男「うわー!でっけーなあ!あ、あれナースさんだぜ!!」
俺「恥ずかしいから、やめてくれよ、、、」
初の病院に興奮しているA男を尻目に、俺は受付でC菜の面会に来たことを伝える。
俺「すいません、C菜、、、えっとNさんの病室はどこですか」
受付嬢「はい、えーNさんの病室は、、203号室になりますね」
受付嬢から病室を聞き、俺達は病室へ向かった。
病室は4人の大部屋だった。
病室に足を踏み入れ、C菜を探す。
俺「んーーー、あっいたいた!おい!C菜!!」
C菜は病室の窓から外を眺めていた。
俺の声に気付き、こちらへと顔を向ける。
C菜「あっ!!」
A男「よう!!」
C菜は満面の笑みで俺達を迎えてくれた。
顔色は普段と変わり無く、元気そうに見える。
A男「倒れたって何だよ、なっさけねーなあ」
俺「元気そうだな」
C菜「もー大変だったよ!wでもちゃんと来てくれたんだね!」
A男「まあ、ちょっとからかってやろうと思ってなwwww」
俺「二人で拾い食いでもしたんじゃないかって話してたww」
C菜「何よそれーwww」
その後、くだらない話しで俺らは盛り上がり、気付けばあっという間に面会時間を過ぎていた。
俺「あっ、もうこんな時間だ、じゃあC菜、今度また来るね」
A男「おう、またな、いつくらいに退院出来そうなんだ?」
C菜「何か大したことないって、お医者さんが言ってたからすぐだと思うよ」
俺「そうか、早く良くなって学校来いよ」
A男「またなー!」
C菜「うん!来てくれてありがとう!また学校でね!!」
そして病院の帰り道
俺「元気そうで良かったな」
A男「あいつは殺しても死なないだろwww頭に隕石でも落ちない限りwww」
俺「はははははwwww」
A男「早く学校来るといいな」
俺「だな」
そして3日が過ぎた
C菜はまだ退院しなかった
俺「おいー、C菜まだ退院しないのかよー!」
A男「階段で足滑らせて退院が延びてるんじゃね?w」
俺「wwwwwww」
しかし、俺はこの時も漠然とだが、嫌な予感がしていた。
そして、4日、5日、6日、一週間が過ぎた
C菜は相変わらず学校に来なかった。
俺「うーん、C菜すぐって言ってたのに遅いな」
A男「んー、病院の医者に惚れちゃったとか!んーーー」
相変わらず冗談で濁しているA男だったが、流石に心配な様子だった。
俺「今日、学校終わったら会いに行ってみようか」
A男「そうだな、どーせくだらない理由だろ」
放課後、俺達は再びC菜の入院している病院へと向かった。
病室へと、入るとC菜は横になっていた。
俺「おいー!C菜ー!」
C菜「あっ!来てくれたんだね!」
A男「おっすー」
相変わらず満面の笑みを振りまいているC菜だったが、心なしか顔色は悪く
目が濁っているように見えた。
A男「なげー休みだな!w」
俺「まだ退院出来そうにないのか?」
C菜「何か検査をするとか何とか言ってて良く分かんないんだよね」
A男「頭の検査か?w」
C菜「失礼ね!w」
俺「まだ退院は先になりそうなのか?」
C菜「うん、でも検査が終わって大丈夫ならすぐに帰れるって!」
A男「そーかそーか、どうでもいいけど、とっとと学校来いよ」
C菜「うん!勿論!早く皆で遊びたいなー」
その後は前回と同様、くだらない話をしつつ、適当に病院を後にした。
そして病院の帰り道
A男「心配して損したよ!すげー元気そうじゃん!」
俺「うーん、でもちょっと痩せてたな」
A男「病院のメシが不味いんだろ、あいつ普段、お菓子もボリボリ食ってたしなww」
俺「でも、元気は元気そうだったし、そろそろ帰って来そうで良かったな」
A男「ああよ、休みの間アイツと遊べなかった分、色んな所連れ回してやろうぜ」
俺「いいね!そんでまたくっだらない事で喧嘩したりするんだよなww」
A男「あー早く学校に戻ってこねーかなあ」
俺達は、C菜が学校に戻ってきた時の未来予想図を描きながら、帰路へと着いた。
それから翌日は、C菜が学校に戻って来た時の事をA男と考えながら過ごした。やっぱり普段3人で居たせいか、2人だとイマイチパッとしない。
しかし、C菜は二週間経っても学校へと戻っては来なかった。
俺「おい、、、まだなのかな」
A男「、、、やっぱり頭に異常が、アイツすぐ怒り出すもんな」
相変わらずのA男だったが、心配はしているようだった。
面会に行こうか迷ったが、俺もA男もそれを言い出すことはなかった。
きっと、2人とも、もし残酷な現実を付きつけられたらどうしようと、無意識におびえていたんだと思う。
そして、三週間が経った。
俺「おい、、、A男」
A男「ん?」
俺「いや、、、なんでもない」
A男「そうか、、、」
まさかな、、、あのC菜がな、、、
きっとそのうち
いやー!遅くなってごめーん!とか言って学校にやって来るさ、うん、きっとそうさ。
俺もA男も漠然とした不安を抱えながら、日々を過ごしていき
遂には一ヶ月とちょっとが過ぎた
俺「A男さ、、、」
A男「うん」
俺「今日さ、C菜の面会に行こうと思うんだ、一緒に行こうぜ」
A男「俺も今日、誘おうと思ってたんだ」
俺達は、ついに行動に移した。例えようのない不安を抱えながら、C菜の病院へと向かう。
ああ、すまん、そこは適当だ
俺「えっと、、、Nさんに面会に来たんですけど」
受付嬢「はい、えっと506号室ですね」
俺「え?あ、はい」
何故だか知らないが病室が変わっており、俺とA男は5階へと向かう。
病室の入り口へと着くと、表札の札にはC菜の名前しか無かった。どうやら一人部屋らしい。
病室に入ると、カーテンが掛かっており、イスには一人のおばさんが座っていた。
俺「あ、あれC菜のお母さんじゃないか?」
A男「あ、ほんとだ」
C菜の母親とは数回しか会ったことはないが、俺達のことは覚えていてくれたらしい。こっちを振り向いて、声を掛けてくれた。
C菜母「ああ、俺君とA男君、C菜に会いに来てくれたのね」
C菜の母親は、かなりやつれており、目の下にも大きなクマが出来ていた。
俺「はい、C菜いますか?」
C菜母「ええ、C菜、お友達が来てくれたわよ」
そういってC菜の母親は、カーテンをめくった。
そこにC菜は横になっていたのだが、俺達は、あまりの異様さにギョッとした。
C菜は全身が管だらけだった。顔もゲッソリとしており、風が吹けば飛ばされるんじゃないかというくらい、痩せてしまっていた。
C菜「あ、、、来てくれたんだ」
俺「・・・・・・・・」
あまりの異様さに俺は声が出なかった。
A男「お、おう!な、なんかすげー痩せちまったな!」
C菜「うん、好きなものとかも食べられないんだよね」
A男「ま、まあ学校に戻って来たら、また駄菓子たらふく食おうぜ、な、な、、、」
やはりと言うか、流石のA男もあまりの異様さにたじろいでいる様子だ。
その後は、学校でどうだったーとか、最近のテレビだどうだーとか、話をしたが、よく覚えていない。
この時点で涙腺ゆるんできたぜ
ああ・・・先に言っておく・・・感動系の話じゃないんだ
C菜母「ああ、そうそう」
黙って横で話しを聞いていたC菜の母親が口を開いた。
C菜母「皆の写真を撮って良いかしら」
俺「はい、良いですけど」
A男「ええ」
何故このタイミングで写真?と思ったが素直に従うことにした。
C菜母「じゃあ撮るわね、はい、チーズ!!」
皆で一斉にピースサインをした瞬間、シャッターが切られた。
C菜母「じゃあ、現像出来たらみんなに渡すわね、C菜、お母さん用事があるから、また明日来るわね、二人とも来てくれてありがとう」
かなり急いでいるのか、C菜の母親は慌しく病室を出ていった。残されたのは俺達3人。
しかし、C菜の雰囲気のせいか、これ以上話ても会話が盛り上がらないことは明白だったので
俺達は暇をすることにした。
俺「じゃあ、俺達も行くね」
A男「ああ、またな」
C菜「あ!待って!!」
俺「ん?」
C菜「ずっと、、、一緒に居てくれるよね?」
俺「勿論だろ、俺らは友達だぜ」
A男「だな、退院したら色んなトコ遊びに行こうぜ!!」
C菜「うん、ありがとう!絶対だよ!!」
C奈は顔中で喜びを表していた。
そして、一週間が過ぎたある日、ついにその時がやって来た。
朝のホームルームの時間。
先生「大変、悲しいお知らせがあります、C菜さんが亡くなりました」
俺&A男「!!!」
C菜が死んだ、、、言葉の意味は分かっていても、頭が追いつかない。
あんな姿になっていても、やはり心の中では、また学校に戻って来るという希望があったのだろう。
先生「先生もとても悲しい、悲しくて悲しくて仕方が無い」
嗚咽を漏らしながら、話し続ける先生。
クラスの皆も泣いていた。しかしなぜか、俺は涙は出なかった。
その後のことは、あまり覚えていないが、俺とA男はC菜の葬儀に参列することになった。
俺とA男も抜け殻のように葬儀の日までを過ごし、当日にC菜の葬儀へと向かった。
大人の見様見真似で焼香を済ませ、C菜の母親に挨拶をした。
C菜母「本当に、、、俺君とA男君にはC菜がお世話になったわね」
俺「いえ、、、そんな」
A男「・・・・・・・」
C菜母「そうそう、これ、病院で撮った写真ね」
C菜の母親は喪服の間から、二枚の写真を取り出した。
C菜母「どうか、これを持ってC菜の分まで生きて頂戴」
俺はそれを受け取った瞬間に、涙が溢れ出た
俺「ウェッ・・・ひっくひっく」
A男「・・・・うぅ」
A男も少しだけだが泣いていた。
俺もA男も写真をしまい、葬儀場を後にした。
友人の死は、こどもながらに、かなりショックであり、しばらくは沈んだ日々を送っていた。
それでも徐々に日常を取り戻し、俺もA男も二ヶ月が経つ頃には新しい友人も増えて、普段通りの生活を送れるようになっていた。
そんなある日、俺は恐ろしい夢を見た。
覚えてない、すまん
空気が重く沈んだ空間に俺は居た。しかし、そこがどこなのか分からない、足が地面に着いているのかも分からない。辺り一面、どす黒く、先が見えない。
歩けているのか、歩けて居ないのか分からない状況だったが、俺は先に進んだ。
そこうしているうちに、後ろに気配を感じた。
振り返ると、頭を下げて俯いた少女が、かなり俺の近くに立っていた。
あれ?C菜!!C菜じゃないか!!
特徴のあるくせっ毛に、いつも履いていた靴。
間違いない、C菜だ。
声を掛けようと思ったが、なぜか声が出なかったので、身振り手振りでこちらへと気を引くと
C菜と思われる少女がゆっくりと顔を上げた。
俺「!!!!!!!!」
俺は一瞬にして鳥肌が立った。
そこに居た少女は間違いなくC菜だった、しかし
本来あるはずのもの、目がなかったのだ。
眼球があるはずの部分は空洞となっており、闇が覗いていた。
更には、口も歯と舌が無く、ぽっかりとした空間が広がっているだけだった。
俺「あ、、、あ、、、」
あまりの異様さに身体が全く動かない、逃げ出したいのに、金縛りにあっているのか身体が全く言うことを聞かないのだ。
C菜「・・・・・・・・・・」
C菜が口を開き、何かを言っているが、全く聞き取れない。
俺「何を・・・言ってるんだ」
ひとしきり、C菜が何かを言い終えた後、おもむろに俺の腕を掴んできた。
びっくりするほど冷たかった、夢なのにその冷たさが分かった。
俺「な、何をするんだ!離せ!!!」
C菜「・・・・・・・・・・」
C菜は無言で俺をどこかへ連れて行こうとする、俺は必死に抵抗した。
俺「やめろ!!!」
必死の抵抗のせいか、C菜は諦めたのか、俺の腕を離した。
俺「はあ、、、はあ、、、はあ」
C菜「・・・・・・・・・」
俺「!!!!!!!」
C菜は笑っていた、眼球と口の無い顔で、ニヤリと。
その瞬間、目が覚めた。
起きたのは夜中の3時だったが、急いで母親をたたき起こし、泣き付いた。
母親は優しくなだめてくれた、きっと友人が死んだショックがまだ抜けてないと思ったんだろう。
その後は一睡もすることが出来ず、学校へと行った。
あのさ、 あなたの娘さんは地獄に落ちました っていう感じの名前のスレにちょっと似てない?